- マッケンジー法とは、受身の施術ではなく、患者様自ら症状(痛み・可動域制限など)をコントロールしていただき、本来の運動機能を回復させ、痛みを忘れた生活に戻っていただけるようにと、ロビン・マッケンジー氏が考案した運動療法のことです。
- マッケンジー法によって患者様自らが痛みを自己コントロールしていただけるようになりますと、長い期間通院していただく必要がなく、また日常的に運動療法を行っていただくことによって再発を予防することも出来ます。
- (このページ内の文章は、国際マッケンジー協会の許可を得て掲載しております)
六整骨院では
六整骨院の柔道整復師である永田哲也は、
京都の医療機関で初めて国際マッケンジー協会認定資格(Credentialed MDT)を取得しております。
国際マッケンジー協会認定セラピスト(Cred MDT)が、患者様一人ひとりに最も適した運動療法を見つけるお手伝いをさせていただきます。
▲ 写真左:国際マッケンジー協会日本支部、支部長:岩貞吉寛先生(Dip MDT.理学療法士)
- 椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、ぎっくり腰、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症、腰椎椎間板症、などの腰痛、変形性膝関節症・五十肩・頭痛・むち打ち、各関節の痛み(首、肩、肘、手、股、膝、足)、各関節の可動域制限、手足のシビレ
- (坐骨神経痛、ぎっくり腰(急性腰痛症)は病名ではなく、症状のことです)
1, 問診
まずは施術者と患者様との信頼関係確立のためにも「患者様とコミュニケーションをはかる」事が重要です。
初めてお会いする患者様の問診には特にゆっくりと時間をかけ、患者様のお話をお聞きし、“症状を明確にする”ということが重要と考えています。
問診の中で“症状を明確にする”ことが→その後の症状(痛み・可動域制限など)の犯人(原因)を見つけ出す手がかりとなります。
2, 理学検査
当院ではMRIやレントゲンといった画像検査に頼ることなく、科学的根拠(エビデンス)に基づく整形外科徒手検査法を用います。
例えば「腰の痛み」の患者様への検査法は症状にもよりますが、少なくても3つ以上の検査を行います(原因の絞り込みの為)。
患者様の体が発する痛みや・動きなどの現状(症状)を検査によって把握し、先程の問診、視診で得られた情報と併せ→痛みの原因を暫定ながら特定します。
3, アプローチ
痛みなどの症状に、病院のようなマッサージ、コルセット、痛み止め薬、牽引、湿布、電気治療などといった治療とは違い、各症状に合わせた「整形外科徒手検査法」を用い、痛みの原因にアプローチします。
痛みの原因に直接アプローチするため、その場で症状が改善することがあり、患者様も施術者も改善を実感しやすいのがマッケンジー法の特徴です。
※施術効果の出ない患者様には継続的に診させていただくことはしません。
※理学検査の中でも“重篤な疾患”(施術適応外)情報が見つかれば、適応とされる医療機関に一刻も早く受診されるようにご案内させていただきます。
1931年 |
ニュージーランド・オークランド生まれ。ワイララパ大学とニュージーランド理学療法大学を卒業
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1953年 |
ウェリントンで脊柱を専門にした理学療法クリニックを開業
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1960年代 |
独自の診療方法であるマッケンジー法を開発
その有用性が認められ、これまでに世界各地で講演と教育を行っている
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1982年 |
マッケンジー法を正しく普及・発展させるために非営利団体・国際マッケンジー協会が理学療法士と医師により設立され、初代会長となる
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1982年 |
「理学療法と健康福祉への優れた貢献」として、アメリカ理学療法士協会から終身名誉会員
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1983年 |
国際腰痛学会会員
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1984年 |
アメリカ腰痛学会研究員
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1985年 |
ニュージーランド理学療法士協会名誉評議員
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1987年 |
ニュージーランド徒手療法協会終身名誉会員
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1990年 |
イギリス理学療法士協会名誉評議員
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1990年 |
エリザベス2世ご生誕記念の叙勲で大英帝国勲章を受章
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2000年 |
新年の叙勲では、エリザベス2世よりニュージーランド功労賞を受賞
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2004年 |
理学療法士向けの専門誌「アドバンス」で、アメリカ理学療法士協会所属の理学療法士320名に「整形外科理学療法でもっとも影響を受けた医師や理学療法士は誰ですか?」の質問にもっとも多かった答えは、「ロビン・マッケンジー」でした。
国際マッケンジー協会は欧米諸国を中心とした世界27カ国に支部を持つ国際機関であり、日本支部は2002年に25番目の支部として設立されました。
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